20数年前に開発された内視鏡は、明るい照明のもとで体内の細部奥深くまで拡大観察することを可能にし、様々な分野の手術治療に革新的進歩をもたらしました。
黄川田は、この画期的な内視鏡をいち早く鼻の手術治療に取り入れ、周辺機器の開発や新しい術式の開発に取り組んできました。
この間、副鼻腔手術9000件、後鼻神経切断術4200件、鼻中隔手術9500件に及ぶ手術を実施してきました。 これら新しい術式と機器の開発、そして自らの手術技術の練磨により、黄川田はこれまで一般に2~3時間かかるとされていた副鼻腔手術を20分程度で、また30分程度かかるとされていた鼻中隔手術を5分程度で完了させるといった、"短時間"手術を現実のものとしています。
短時間手術の持つ価値を最大限に生かすための麻酔法もまた、黄川田の手術を支える麻酔専門医チームのもとで大きく進化してきました。従来の麻酔法ではイメージすることさえできなかった "手術終了からわずか数分で会話開始"といった、覚醒の早い"短時間"全身麻酔が可能となっています(通常の方法では覚醒までの所要時間は約1時間)。
このような背景により、従来1~2週間の入院を必要とされた鼻の手術の多くを、黄川田医療チームのもとでは"無痛"の"日帰り手術"として実現させています。
海外の鼻科手術におけるトップ術者を招いた手術講座(NPO法人:耳鼻咽喉科ネット講座)において、黄川田式の副鼻腔手術、後鼻神経切断術を供覧(2006~2007年、 サージセンター名古屋に於いて)。
米国企業の主催するクローズドな国際会議に、アジア地域から初めて招待される。綺羅星のような著名な医師達と共に、湖畔のコテージで5日間、普段着姿のままでの濃密な討議に参加した際のスナップ。(1998年、米国)
「鼻内副鼻腔手術 -三次元解剖と手術の実際-」 (金原出版) | 「副鼻腔の3D Visutalzation 解剖と手術」 (金原出版) | 「排泄路からのアプローチを基本とした新しい篩骨洞手術」 (メディカルリサーチセンター社) |
「新・臨床耳鼻咽喉科学」 (中外医学者) | 「耳鼻咽喉科・ 診療プラクティス」 (文光堂) | 「イラスト手術手技のコツ 耳鼻咽喉科・頭頸部外科」 (東京医学社) |
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